今井 美香 氏(いまい・みか/東京都):①ワーケーション実践者〜会社員ライフスタイル・親子ワーケーション〜、③ワーケーション事業者〜保育園留学〜
2020年にフリーランスに転身後、国内外で旅をしながらライター活動を行う。長男が5歳の時に始めた日本一周ワーケーションを通じて、現地の人々とつながり、新たな仕事を創出する働き方に挑戦中。現在は自身の経験を活かし、株式会社キッチハイクで保育園留学®︎事業に携わる。人生のステージや環境に縛られない働き方を模索しながら発信。親子ワーケーションについてや親になってもやりたいことを諦めない、女性の生き方について講演も行う。現在は株式会社キッチハイク所属。
■活動実績
▼保育園留学®︎▼
2022年の正式サービスより、北海道厚沢部町で150組のご家族がワーケーションに訪れる。ワーケーションや地方創生の新しい形としてTVや新聞など各メディアでも取り上げられた。2023年2月時点で留学希望は2500件以上。現在はワーケーションによる送客だけでなく、空き家改修やふるさと納税などを活用し、訪れる人も受け入れ地域もハッピーになるプロジェクトを次々と提案。
■イチオシの場所
京都
年齢やワーケーション慣れの度合いに関わらず、すべての層が滞在しやすい街であるのが理由です。街と観光地が近く、日常(仕事)と遊びを織り交ぜやすい立地なのが魅力です。私が知人をワーケーションに引き込むときは、よく京都に誘います。
■ワーケーションやデジタルノマドなどのライフスタイルの広がりについて思うこと
これまで住む環境や人生のステージに縛られていた人たちが自由にいきていける世界になると感じています。
私自身も以前は自宅と会社の往復でしたが、働き方を変えたことにより「好きなことを諦めずに生きていく」「世界中に自分のふるさとを作る」ということが可能になりました。もっとこの働きかたが広まって欲しいと思います。
■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い
人生のステージによって、状況が変わってくると思いますが、自分らしくあることを諦めることなく生きられる社会になって欲しいと思います。いまは日本と日本以外の壁が分厚いと感じますが、わたしたちの子ども世代には、隣県に行くくらいの気軽さで、距離も文化の違いも乗り越えて行き来できて欲しい。そのためにも自分自身で壁をこえる活動をしています。