狩野 良太 氏

狩野 良太 氏(かのう・りょうた/奈良県・大阪府)②地域の魅力を訴求できる者〜東吉野(奈良県)〜

株式会社Rebe代表取締役 1984年奈良県出身大阪府在住。理学療法士として医療機関や介護施設で従事。2020年母方の実家がある東吉野村へ帰った際にふと「将来は地元奈良のために仕事がしたい」との学生時代の想いが湧き上がり、週末を活用し古民家のDIY開始。2021年クラウドファンディングにて約200万円の資金調達を成功。2022年4月独立し大阪と東吉野村の2拠点居住開始。同年8月Rebe東吉野(ゲストハウス、コワーキング)開設。「誰もがありのままでいられる社会を創る」がミッション。村民をゲストに暮らしを知るトークイベント「ひよしる会」を5回開催、西は長崎県、東は東京都まで各地域からの参加者も集める。2023年2月より地域内事業者や関連団体と協働し、法人向けワーケーションプログラム、企業研修の推進を図っている。

■活動実績

「何にもないけど何でもある」そんな魅力が溢れる東吉野村にてRebe東吉野を拠点に村内外の人が「繋がる・泊まる・暮らす・働く」機会を作っている。

2022年9月読売新聞掲

【実績】

クラウドファンディング:村内7事業者と連携し返礼品活用。目標達成198万円達成 

マルシェ:2回開催 奈良県内外より延べ310名参加

ひよしる会:村民をゲストに暮らしを知るトークイベント。5回開催延べ100名参加。西は長崎県、東は東京都まで。

紀伊半島移住交流ツアー受入れ:自治体(奥大和移住定住促進室)との連携にて2022年12月開催

■対象地域に対する思い

自身の母の故郷でありルーツのある地域であり、2020年夏頃より地域の方との対話を繰り返す中、人口減少・高齢化が急激に進んだことによる様々な地域の声を聞く。自身のこれまでの医療介護分野での経験を活かしながら、ワーケーションを通じた関係・交流人口増により、地域の課題解決を図り新しい過疎地域のモデルとなるように努めたい。

■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い

ワーケーションを通じて、人生の多くを占める仕事と暮らしの境界線が薄まることで、日々がもっと楽しく、そして人生がより豊かになる人を増やしたい。そして、少子高齢化がより加速的に進んでいる地方において、支える、支えられるの一方向ではなく、子ども・若者・高齢者・障がい者がともに緩やかに支え合う仕組みを作ることで、夢を持つことのできる未来にしていきたい。