松木 紳一郎 氏

松木 紳一郎 氏(まつき・しんいちろう/宮崎県)②地域の魅力を訴求できる者〜日向〜

山のビストロKamosのオーナーシェフで、地域活動団体「東郷里山保全会」の代表を務める。茨城県などの飲食店で13年間の修行の後、およそ3年前に帰郷し、祖父の家を改装してKamosをオープン。東郷里山保全会の代表として、日向市ワーケーションとの連携により、所有する飲食店の周辺敷地を活用し、放置竹林の伐採や竹細工製作などの体験プログラムの受け入れや、地元住民を集めての交流BBQを開催。

■活動実績

・現在は、東郷里山保全会の代表として、日向市ワーケーションとの連携により、所有する飲食店の周辺敷地を活用し、放置竹林の伐採や竹細工製作などの体験プログラムの受け入れや、地元住民を集めての交流BBQを開催しています。また、所有農地で収穫体験した地元食材を飲食店にて調理し、食事として提供するプログラムも提供しています。

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・今後、飲食店敷地内にコワーキングスペースや宿泊施設等の開設も視野に入れています。既存のコンテンツとそれらの連動により、「場所を変えて豊かに働く」機会を利用者に提供できるようになると期待しています。

■対象地域に対する思い

・日向市出身の自分が県外での生活を経験し、Uターンしている経緯から、「外」からの目線と「内」からの熱意で日向市を盛り上げていきたいと強く思っています。

・フィールドワークとして、地域内の放置竹林のボランティア伐採等をボランティアで行っていますが、様々な手法を使って、地域課題解決を図っていきたいと思います。

■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い

・市のワーケーション事業に参画し、都市部の企業の皆さんとの交流で感じることは、「働く場所」の概念がICTやDXの進展により、劇的に変革を遂げている過渡期にあるということです。一方で、変革の対象が都市部の企業、労働者に偏ってしまっている点が気がかりです。Uターン経験者として、それらを地方(日向)の企業、労働者が享受できる社会となるよう、ワーケーションを通じて、双方の架け橋になれればと思います。