鈴木 孝宗 氏

鈴木 孝宗 氏(すずき・たかむね/東京都)①ワーケーション実践者〜大手社員〜

富士通株式会社所属。東京育ち、旅行、グルメ好き。本業はエンジニア (アプリケーション基盤、システム基盤)、社内活動としてエンゲージメント向上を推進(Great Place to Work、(自称)Workcation Ambassador)。社内で本業を担当しながら、9000名組織のエンゲージメント向上施策を企画し実行。会社でワーケーションを取り入れた働き方を推奨しており、有志で集まるワーケーション部(約600名)にも参加。WorkとLifeの相乗効果による新たな価値創出、Well-being向上、地域課題解決に取り組んでいる。

■活動事例

・2023年8月1日 ゆう5時(NHK総合)「仕事も休暇も楽しむ 進化するワーケーション」
・広報番組「い~なチャンネル
ワーケーションフラノ

今までのワーケーションの中で一番のおすすめ場所

【島根県松江市を中心とした全域】
個人旅行で松江を訪問した時、ウォーターフロントな街や飲食店を好きになり、会社のワーケーション企画に応募し松江を訪れ、地元の人との交流会を通じてつながりを持った。他地域に比べて若い人の熱量が高く、様々なコミュニティに継続参加中。ワーケーションを通じた関係人口創出、ビジネス創出の可能性がある場所。

■公認ワーケーションコンシェルジュとしてやりたいこと

・ワーケーション啓蒙活動
日常的にワーケーションを実施している人はまだまだ少なく、さまざまな課題が残っている。これまで自称ワーケーションアンバサダーと名乗り体験談の発信や組織、チーム、コミュニティ内で積極的に勧めている。公認ワーケーションコンシェルジュの活動を通じて得られる情報や人脈を活用して、さらなる変革を進め、日常的な実施者を増やしていきたい。

・海外ワーケーション、デジタルノマドの実践と発信
ワーケーションという働き方が注目を集めており、多くの企業が導入を検討している。また、世界的なリモートワークの普及により、海外ワーケーション、デジタルノマド市場が拡大している。1)
国内でも海外でもワーケーション、デジタルノマドができることを目指し、協会関係者や有識者と共にクリアすべき課題を把握、解決し海外ワーケーションを自ら実践し広めていきたい。
1)トラベルボイス「デジタルノマド2024レポート」

・複数拠点生活、副業
生活する場所を選ばない働き方が可能になると、複数拠点を持つことによるコストは無視できない。拠点先で住居、生活コストが抑えられることや、副業があり収入を得ることができれば実現に向けたハードルが下がる。住居、生活コストの問題、拠点先での副業の問題に向き合い、ソリューションを開発し提案したい。

・地域活性、事業創出
ワーケーション滞在先で地元の人と交流を深めながら困りごとを聞いてみると、自分達でできることのアイディアが浮かんだり、ビジネスチャンスの期待が高まってくる。多くの人が同じような体験をすることで、それぞれの地域でコミュニティが生まれ、人と人とがつながり、新しい発見、発想が膨らみ地域活性や事業創出につながると思う。ワーケーション先で共に過ごした人たちと地域コミュニティを作り、多種多様な人とつながるきっかけを作っていきたい。