宇山 大紀 氏（うやま・だいき／千葉県）②地域の魅力を訴求できる者〜館山・南房総〜
東京都出身。東京での事業経験から都市部の働き方に課題を感じ、2019年から館山市との二拠点生活を実践。平日はリモートで企業を経営し、週末は館山で地域交流を深める中で、ワーケーションによる課題解決の可能性を確信。2024年6月、千葉県館山市の地域おこし協力隊に着任 。これまでに培った市民とのネットワークと、種苗管理士、宅地建物取引士といった多彩な資格を活かし、地域の持続可能な発展に貢献中。剣道三段 。
■活動事例
千葉県館山市の地域おこし協力隊として、ワーケーションによる地域活性化をミッションに活動。都心から 90分という立地を活かし、企業の課題解決に繋がるオーダーメイド型ワーケーションを企画。
【着任時から現在までの活動】
①千葉県館山市のワーケーション推進サイトの運営
②館山市ワーケーション Instagramの企画運営
③空き家活用とリノベーションでまちづくりローカルビジネスを学ぶ 2泊3日の館山ステイの企画運営監督 、TURNSの学校-館山科-を企画及び共同運営を行う。
④館山市ワーケーション推進施設MAPの刷新企画
⑤芝浦工業大学建築学部や明海大学不動産学部と連携し館山市での大学生向けワーケーションを企画
■対象地域に対する思い
都心から90分の距離にある館山は、美しい海岸線、温暖な気候、豊かな食文化、温かいコミュニティという貴重な資源を持ちながら、関係人口減少の課題を抱えています。ワーケーションを活用し、都市部の人々に館山の魅力を体験してもらうことで、新たな人の流れとビジネスチャンスを創出し、地域の持続可能な発展を実現したいと考えています。
■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い
個人やチームが働く場所と時間を主体的に選択できる社会を目指し、週の半分は都市での協業、残り半分は自然豊かな地域での創造的思索というハイブリッドな働き方の実現を提案。これにより個人のウェルビーイングと生産性向上、企業のイノベーション創出、地方の多様な人材交流による新産業創出と文化育成が可能となる。ワーケーションは個人・企業・地域すべてが豊かになる「三方よし」の未来を実現する最強のツールであると思っている。