中島 章 氏

中島 章 氏(なかじま・あきら/奈良県)②地域の魅力を訴求できる者〜奈良市を中心とする奈良県全域〜

一般社団法人TOMOSU代表理事。2015年に奈良にUターン移住し、移住支援団体「奈良移住計画」の立ち上げや、奈良市中心市街地の商業活性化マネジャーとしてイベント企画や空き店舗対策等に従事。2019年に一般社団法人TOMOSUを設立し、奈良市から委託を受けて創業支援施設の運営を開始。2020年に「BONCHI」としてリニューアルし、コワーキングスペース等の拠点運営などを行う傍ら、起業家や移住者を増やす企画づくりを行う。地域での共創を生み出す「奈良コクリ!プロジェクト」発起人。

■活動事例

奈良市創業支援施設 BONCHI運営。起業家支援、移住支援、地域活性化等に取り組んでいる。

<奈良市創業視線施設 BONCHIについて>
近鉄奈良駅から徒歩5分の商店街の中にある4階建の拠点。コワーキングスペースやシェアオフィスのほか、カフェ、ショップ、ライブラリーを併設している。これから創業する方向けのセミナーのほか、月1の交流会「BONCHI BAR+」、人生を対話しながら考える「LIFE PICNIC」、奈良県外在住者向けの関係人口づくり企画「ならわい」など、多様な企画をしている。 2021年から年に1回のペースでワーケーションを企画しており、地域内外が混ざる機会を作っている。コワーキングの月額会員数は 120名を超え、年間のドロップイン利用数はのべ 1000人を超える。

■対象地域に対する思い

生まれ育った町であるし、現在施設を運営している地域である。また、TOMOSUは領域を超えた地域づくり事業を行っており、奈良全体が盛り上がることに会社としても、個人としてもコミットしている。

■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い

どこに住んでいても働けて地域の魅力を感じながら暮らせる社会になってほしいと思う。旅先やワーケーション先で地域の人々と関わり、そこでしかできない体験を通じて人と地域がつながることが当たり前になる未来を望んでいる。暮らしと仕事を移動しながら楽しめるライフスタイルが広がれば、地域資源が活かされ、人と地域の双方が元気になると考えている。