株式会社CACオルビスが長崎県雲仙市国見地区でリーダー研修を開催

株式会社CACオルビス(本社:大阪市西区、代表取締役社長 山下誠)は、2025年3月11日から14日の4日間にかけて、長崎県雲仙市国見地区にて、入社4年目の社員3名を対象としたリーダー研修を実施されました。一般社団法人日本ワーケーション協会では研修企画のサポートや現地対応、運営フォローを行いました。

CACオルビスでは昨年度から主体性の育成を目的に、同地域をフィールドとした研修を実施しており、今回で2回目となります。開催にあたっては国見地区の事業者に協力を仰ぎ、3泊4日の中で実際に問題となっている課題をヒアリング、指定の方法で解決方法を提案します。

研修に協力いただいている国見地区の旅館「観月荘」にて研修者がヒアリングを行う様子

地元事業者の課題をヒアリングする研修者たち

今回は国見町神代にあるスポーツ複合施設「遊学の里くにみ」と、国見町多比良にある旅館「観月荘」に協力を仰ぎ、「地域の旅館全体の集客増加を目的とした顧客データの活用」をテーマに実施されました。

研修者が仕事で雲仙市を訪れるのは初めて。ITの扱いに苦戦する方が多い地域性を加味しながら、地域の方々が求める課題解決案を提示できるかが求められる内容となりました。

実装したシステムについて地元の協力事業者である「遊学の里くにみ」に説明する研修者の様子

行程ではいちご狩りやレンタサイクルによる周遊、野菜の無人販売所や地元スーパーでの食材購入などを通して国見地区の産業や文化、地域性に触れた他、国見地区の旭工業株式会社 雲仙工場のリーダー社員と交流会を開催。地域で活躍する同世代の方々との交流を通して、地域理解と自社の魅力発見にも努めました。

地元の協力企業「旭工業」との交流会の様子

最終日には2事業者のヒアリング結果をもとに、年度を入力するだけで、これまでの来場者の属性や集客情報などがグラフや表で表示されるツールを開発。地元事業者からは「とても簡単にこれまでのデータが分析できるようになってうれしい」「都心の企業の若者たちがこうしたアイデアを一生懸命考えてくれる姿に、自分たちも刺激を受けた」と喜びの声をいただきました。

来年度の実施に関しては未定とのことですが、国見地区の皆様からは来年の実施を望む声が聞かれました。

関係者とともに

CACオルビスについて:https://www.orbis-corp.jp/

今回ご協力いただいた雲仙市国見地区の企業様について

遊学の里くにみ:https://www.yuugakunosato.com
観月荘:https://kangetsuso.com
旭工業(雲仙工場):https://asahi-kohgyoh.co.jp