石井 優香 氏

石井 優香 氏(いしい・ゆか/香川県)②地域の魅力を訴求できる者〜三豊〜

神奈川県横浜市にて洋菓子店勤務。食育特化の学童スクール(NPO)スタッフを経て、2017年4月、香川県三豊市の初の地域おこし協力隊に着任。2020年9月スタートのADDress三豊A邸家守としてオープン準備から携わり、更に地域民も同邸の維持管理に率先して携わるようになる。また、築100年を越える古民家で、地元にとって思い出の詰まった庄屋の家(旧宇野邸)にてカフェ事業もスタート。農家の季節労働募集と利用者をつなげたり、料理人や腕自慢の会員に地域食材を使ったランチを自身のカフェにて期間限定で提供してもらう機会を設ける等、三豊市地域内外交流の機会創出が高い評価を受けている。

■運営施設

・Cafe季-とき-(香川県三豊市財田町)

・ADDress三豊拠点(香川県三豊市財田町)

■地域紹介:三豊〜”自分たちの地域のことは自分たちで守る”という「地域力」の高さ〜

撮影者:日本ワーケーション協会(讃岐財田駅)

ワーケーションは、様々な地域が、受け入れ側としてチャレンジをしています。今回は、三豊(香川県)のワーケーションについて、公認ワーケーションコンシェルジュ石井優香氏にご紹介いただきます。

■三豊市とは?

香川県西部に位置し、平成の大合併によってできた自治体。日本のウユニ塩湖「父母が浜」や世界の絶景12選に選ばれた「紫雲出山の桜」などが有名。

■あなたにとってのワーケーションとは?

「旅行」だけでは見いだせない、”人と人”、”スキルとチャンス”の科学反応が生まれる世界。 人に触れ、地域に触れることで、新しい価値観新しい暮らしのフィールドを創出することができることがワーケーションの魅力だと感じています。

■あなたのエリアの、他の地域に負けない魅力を教えてください

高品質な農水産物が年中味わえたり、温泉があるのはもちろん、海から山までの自然美を体感できるコンパクトさ。一番は”自分たちの地域のことは自分たちで守る”という「地域力」の高さ。 小さいながら様々な地域活動が根付き、皆活き活きとしたパワーにあふれています。 外部人材の受け入れにも積極的な姿勢があり、自分の「やりたい」を可能にする人脈ネットワークの広がりも早いでしょう。

■ワーケーションに来るなら、行って欲しいあなたのエリアのホットスポット

①URASHIMA VILLAGE

②ADDress三豊A邸

■上記で答えたイチオシのスポットの説明をお願いします。

①外部人材と地元有志によって誕生した一棟貸し宿。浦島太郎伝説の残る三豊市(庄内半島)に位置しワーケーション機能も充実。地域内外問わず精力的に活動されているプレイヤーに出会えるのも魅力の一つ。

②山側に位置するシェアハウス(ADDress専用)。横浜から移住し地域おこし協力隊として活動した経験を活かしながら外部人材と地域民の交流拠点になるよう自身が家守を行っています。農作業や釣り、ジビエなどちょっと特別な日が日常化する”三豊暮らし”の楽しみをお伝えします!