
ワーケーションは、様々な地域が、受け入れ側としてチャレンジをしています。今回は、鳥取市のワーケーションについて、公認ワーケーションコンシェルジュ齋藤浩文氏にご紹介いただきます。
■鳥取市のワーケーションについて
■鳥取県のワーケーションについて
■あなたにとってのワーケーションとは?
地域側人材とワーケーターとなる人材が共に変容することだと考えています。お互いが刺激を受け創造的になれること、また地域を訪れた方が、ワーケーションを通じてその地域の関係人口になることも大切な要素と考えています。そのための効果的なプロセスが、地域側の課題を”開く”ことだと思います。
地域の課題を開き、地域副業などを通じてその解決策を共に考えることで、互いが刺激を受けて変容する。結果として新たな事業の創造や、個人として職能の開発につながることが醍醐味ではないかと考えています。
■あなたのエリアの、他の地域に負けない魅力を教えてください
人の繋がり力です。 鳥取県は人口最少県、それゆえ一人一人が果たすべき役割が多いように感じます。また、まちづくりなどにおいても従来行政が担っていた役割が、最近では民間主導で担う機会も増えてきています。役割が多くなるということは一見大変なことのように聞こえますが、役割を担うことで人との濃い繋がりが出来ていくと感じています。
人が少なく、課題が多いからこそ強くなる「人との繋がり」。実はそれが、”人生の豊かさ”や”ウェルビーイング”に関係しているのではないかと思います。
■ワーケーションに来るなら、行って欲しいあなたのエリアのホットスポット
Marching bldg.(鳥取市栄町627)
■上記で答えたイチオシのスポットの説明をお願いします。
鳥取駅前の築60年の5F建てビルをリノベーションし、上層階がシェアハウス、下層階はワークプレイスとなっています。ワークプレイスでは、地元利用者はもちろんのこと、首都圏企業のサテライトオフィスにもなっており、そこから地域課題解決プロジェクトが生まれるなど、多様な人材の交流の場となっています。
■鳥取市は地方を元気にするワーケーションフォーラムの舞台に
■鳥取市の写真
鳥取砂丘 鳥取砂の美術館 鹿野地区 MARCHINGビル入り口 すなば
■このエリアの紹介者は…
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齋藤浩文氏(公認ワーケーションコンシェルジュ)
鳥取県鳥取市出身。鹿児島大学理工学研究科建築学専攻卒。新卒で地元の鳥取銀行に入行、法人コンサルティング部において地域中小企業のIT化をはじめとした課題解決に日々対峙。一方で、リノベーションスクール@鳥取への参加が契機となり、銀行員という支援者の立場に加え実践者としても街に関わりたいと考え、まちづくり会社(株式会社まるにわ)を設立。遊休不動産を活用したリノベーションビル「Marching bldg.(シェアハウス+ワーケーション拠点となるワークプレイス)」の企画運営、また鳥取駅前におけるリノベーションまちづくりの水平展開に向けて鋭意活動中。