山本 清人 氏(やまもと・きよひと/東京都・大阪府)③ワーケーション事業者〜働く場所問題を解決するワークスペースプラットフォーム〜
ITベンチャーのインターネット事業、新興系の通信会社などベンチャー企業での経験を経て、2003年NTTコミュニケーションズ株式会社入社後、大手法人営業に従事。2018年より社内新規事業支援プログラムの制度設計、チーム支援など事務局運営をしながら、自らも原体験を基に事業開発に取り組み、リモートワークや在宅勤務の働く場所問題を解決するワークスペース提供アプリ「droppin®︎」を2021年10月に事業化。現在は日本の働き方をもっとフレキシブルにすべく、droppin®︎の事業推進リーダーとして推進中。横浜と大阪で二拠点生活中。
■活動実績
・全国のワークスペースをすぐに簡単に検索・予約できるプラットフォームサービス「droppin®︎」の発案者であり事業化及び推進リーダーをしています。droppinは現在全国で35都道府県、500か所以上のコワーキングスペースやワーケーション施設と提携し、1年以内に46都道府県への展開を計画中です。
・ワークスペースを単なる作業場所として提供するだけでなく、新しい地域や人と出会う機会を創出する場と位置付け、ワーケーションにも注力しています。
・droppin®︎会員は都心のワーカーが多いため、そういった方々と地域との繋がりを作る機会として、地域の方々や関連事業者と連携してワーケーションイベントやプロモーションを行っています。
事例①鎌倉ワーケーションウィーク2021、2022の公式アプリ
事例②ワーケーションウィークオキナワ2021の公式アプリ
・また、ワーケーションは様々な事業・コトの複合であるため、自社だけでなく関連事業者との連携も強化しています。
(JAL,KNT,machimori,ワーケーション事業推進協議会等)
・最後に、自らワーケーションの実践者となるべく、全国のワーケーション体験に参加、コワーキングスペースは年間100か所近く訪問し、2019年には「ハナレ軽井沢」も企画運営。
事例③
■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い
少子高齢化、労働生産人口の減少、人生100年化という現在進行形かつ確実な未来に対し、今後更にフレキシブルな働き方、ハイブリッドなキャリアが求められると考えています。複業・兼業が当たり前になりライフステージや時々のワークに合わせて多拠点生活をすることがめずらしくなくなる未来となり、ワーケーションという言葉が特別な意味をもたなくなるくらい当たり前になる世の中にしていけると良いな、と思います。