
和田 真純 氏(わだ・ますみ/山口県)①ワーケーション実践者~会社員リモートワーカー~
株式会社コミクリ 未来創造室室長 com-lab管理人。地域共創、地域活性に携わり、場所にとらわれない生活や働き方歴20年。移住・Uターン・2拠点居住経験あり。2020年からは会社員としてワーケーションを実施、自社の取り組みは観光庁事業に令和3年度から5年度まで3年連続採択され、ワーケーションが企業と地域双方にもたらす関係性や課題と効果について実証、企業の視点と地域ニーズのバランスを考慮し地域と共創した。受入れと実践の両方に携わっているのが強み。複数研究会にも所属し企業型ワーケーションのエバンジェリスト活動も行う。総務省テレワークマネージャー、フードツーリズムマイスター。
■活動事例
・総務省
テレワークセミナー九州「ワーケーション活用ウェルビーイング向上推進
・観光庁
サイト ワーケーション企業導入事例 他
・書籍
ワーケーションのはじめかた(技術評論社)事例紹介
・山口新聞
東流西流コラム掲載、ワーケーション推進
・テレビニュース特集 3社
■今までのワーケーションの中で一番のおすすめ場所
【長崎県平戸市大島村】
長崎県平戸市大島村は花粉症から避難できる島として自治体・島民もワーケーターの受入で島おこしに取組んでいます。伝統的な建物を利活用したWi-Fi完備のワークスペースも設けられています。島民と自然に交流が生まれる時間はリフレッシュにもつながりました。
■公認ワーケーションコンシェルジュとしてやりたいこと
企業ワーケーションの知見を活かし、地域との関係性を深めながら、観光・関係交流人口のひとつのきっかけとなるワーケーションを、少子高齢化や地域課題に悩む地域の皆さんと共に、その場所でしか体験できないプラン作りをお手伝いをし、企業が取り入れやすいポイントをアドバイスして、 1人でも多くの企業型ワーケーションの普及のお役にたちたいと思います。
ノマドワーカー向けのワーケーションと、企業向けワーケーションのプランは配慮するポイントや価値創造のポイントなどが異なると思っています。その中でも、中小企業も取り入れやすい形をご提案できると思っています。自治体事業ではターゲットが首都圏企業に絞られている条件も多いですが、首都圏と地方の交流だけでなく、地方×地方のワーケーションも多くの交流人口が生まれるのではないかと思っています。
また、地域の方がオススメする食の魅力やお店は地域に訪問しないと得られない情報もあり、味覚にアプローチした、「食」をフックにしたワーケーションも何度も実証していて、「あの場所のあの味をまた体験したい!」と再訪につながったケースもあるので、地域の産品をフックにしたワーケーションを自治体や地域の方と一緒にプランニングして、関係交流人口創出のお手伝いができたらと思っています。
