上坂 理 氏

上坂 理 氏(うえさか・おさむ/千葉県)②地域の魅力訴求できる者〜千葉県全域〜

在学中から海外40カ国以上をバックパッカーで放浪。 外資系音楽放送局を経て会計事務所、シンクタンクでコンサルティング業務に従事した後、2005年に山口県に移住し、環境企業に経営参加。 2010年に千葉県に戻り経営コンサルタントとして独立。以来、千葉県の行政機関に所属し起業から販路開拓、ブランディングなど年間数百件の経営相談を受ける。 自身の事業で古民家再生、インバウンド、ワーケーションなど地方創生ビジネスプロデューサーとしても活動、千葉県の魅力コンシェルジュとしてSNSで情報発信とローカルイベント・ツアーも企画・実行している。

■活動事例

・日本ワーケーション協会 ワーケーションのんびりラジオ出演

第3回 ワーケーションまったり座談会〜いよいよ世界へ!違いを知りたい!神奈川と千葉のワーケーション!〜

■地域紹介:千葉県〜地域により多種多様、移住者や二地域居住者が急増し新たなコミュニティが誕生〜

画像提供者:上坂理氏・水郷佐原(香取市)

ワーケーションは、様々な地域が、受け入れ側としてチャレンジをしています。今回は、千葉県のワーケーションについて、公認ワーケーションコンシェルジュ上坂理氏にご紹介いただきます。

■あなたにとってのワーケーションとは?

ワーケーションを、単に観光地やリゾート地で仕事をすることと思っていたら、もったいない。 私にとってのワーケーションとは、人と人の新たな出会いの創出であり、新たな知見を得る場です。 地域を五感で楽しみながら、ゆっくりと周りを見回すと、普通に都市に暮らしていたら知り得なかった多様な人たちと出会い、地域で暮らすことの良さと難しさが見えてきます。

そこには仕事につながるヒントとチャンスが溢れてますし、人生の価値観も変わるかもしれません。また「帰れる場所」ができることで心にゆとりが生まれます。

■あなたのエリアの、他の地域に負けない魅力を教えてください

千葉県の良さは、なんと言っても東京から車で1〜2時間で、海や里山の豊かな自然と地域文化に手軽にアクセスできること。また、(あまり知られていませんが)江戸の町並みが残る商家町・佐原や城下町・大多喜、銚子・野田の醤油や南房総和田浦の捕鯨など古くから江戸・東京を支えてきた歴史と多種多様な食文化があります。

そのアクセスの良さからここ数年は都心からの移住者や二地域居住者が急増し新たなコミュニティが生まれています。そうした人たちが地域で起こす化学変化も魅力です。

■ワーケーションに来るなら、行って欲しいあなたのエリアのホットスポット

水郷佐原(香取市)

■上記で答えたイチオシのスポットの説明をお願いします。

古くから水運で栄え、江戸情緒にあふれる佐原の街なみ。ここの魅力は江戸時代からの商家の末裔が今も住んでいる生きた歴史の街であること。「ユネスコ無形文化遺産」に登録された「佐原の大祭」では、江戸から綿々と続く旦那衆の粋な文化が垣間見えます。

■千葉県の地域情報について