菅野 静 氏(かんの・しずか/大分県)②地域の魅力を訴求できる者〜別府〜
大阪府出身、別府・鉄輪温泉の暮らしに惹かれ、移住。日本古来の養生法だった湯治を「自分の身体と心を見つめ直す静かな時間」として、シェアハウス「湯治ぐらし」、POP UP SHOP「スクランブルベップ」創設、食コミュニティ「みんなの炊事場」、温泉カウンセリング「みんなの保健室」、「湯治ワーケーション」「湯治女子」等、様々な湯”磁場”プロジェクトを行う。別府市内外の事業者と連携しながら、中央省庁のワーケーション推進に関する事業も手掛ける。
■自己紹介
■活動事例
鉄輪におけるワーケーションは「湯治」(温泉の力で心身を整える)+「地域との交わり」を意識的に設計。また2020年度では、温泉の効果測定・数値化を取り入れて温泉に対する自主的感想だけではなく、客観的判断で語る手法を取り入れた。今後、無数に考えられる「湯治×○○」を切り口にエグゼクティブ向け、育児中キャリア女性向け、研修向け等を開発していく予定。
●環境省「令和2年度(補正予算)国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進事業」採択(2020年度) 鉄輪温泉における持続可能なワーケーションの形として「働き手の湯治による心身リトリート&地域との共創イノベーション」を意識して設計。2020年10月12月の2回*6名ずつのワーケーショナーを招待し事業実施した。また、温泉の効果について日本健康開発財団とタッグを組み、温泉湯治の効果についても7種類の検査項目により数値化し、ファクトを生成した。この結果は、日本温泉気候物理医学会及び、環境省「全国温泉サミット・湯治全国大会2021」で発表した。
●観光庁「新たな旅のスタイル」B-bizLINK×BIGLOBE主催 鉄輪版「湯治リトリートキャンプ」ワーケーション企画運営実施(2021年度)
●BIGLOBE主催「ONSEN WORK」ワーケーション受託
・別府温泉地球博物館 事業部/温泉マイスター協会事務局長代理
・大分県UIJターン促進 おおいた暮らしアドバイザー委嘱
・大分県関係人口プロジェクト「ゆわえばOITA」メンター(2022年)
・NPO空き家サポートおおいた賛助会員
・静岡県 伊豆ヘルスケア温泉イノベーションICOIプロジェクト アドバイザリーボード就任(2022年)
・群馬県文化政策提言(2022年)等
■別府ゆけむりワーケーション(大分県別府市)