地域紹介:福岡 〜「九州のゲートウェイ」で広がるビジネス、都市型ワーケーション〜

画像提供者:福岡市 横山裕一氏

ワーケーションは、様々な地域が、受け入れ側としてチャレンジをしています。今回は、福岡市のワーケーションについて、福岡市役所 経済文化観光局観光コンベンション部観光産業課 横山裕一係長にご紹介いただきます。

■福岡型ワーケーションについて

■あなたにとってのワーケーションとは?

ワーケーションは、急速なオンライン化とテレワークの普及により現実的となった新しい働き方の選択肢です。
訪問側からすると、ONとOFFをシームレスに切り替えながら双方をより充実させることができる、QOL(クオリティオブライフ)向上に資するものであり、受入れ側からすると、暮らすように滞在してもらうことで、単なる出張や物見遊山的な観光にはない、新たな価値や交流を地域に生み出す、そんな可能性を秘めたものだと思います。

■あなたのエリアの、他の地域に負けない魅力を教えてください

一つ目は「都市のコンパクトさ」です。空港から都心部へのアクセスの良さはもちろんのこと、都心部から海や緑豊かな郊外部にも30〜40分程で行くことができます。福岡の過ごしやすさ、暮らしやすさの源はここにあります。

二つ目は「食」です。福岡は博多ラーメン、水炊き、もつ鍋等、ご当地グルメの宝庫です。ワーケーションに来て毎日違ったご当地グルメを味わう、それだけでも十分幸せな気持ちを味わっていただけると思います。

最後は、「九州のゲートウェイ」であることです。九州経済の中心であり、またアジアにも近いことから、オフィスや人材が集積しており、国内外の様々な企業とのビジネスが可能です。

■ワーケーションに来るなら、行って欲しいあなたのエリアのホットスポット

郊外部のシーサイドエリア

■上記で答えたイチオシのスポットの説明をお願いします。

自然豊かな憩いの空間である海の中道海浜公園があり、まちなかはアメリカ人居住地であった面影を残す「西戸崎エリア」、砂州で繋がる陸続きの島で金印が発見された歴史的場所でもある「志賀島エリア」、南国の雰囲気漂い、季節にあわせた花々が咲き誇る「能古島エリア」、景色の良い海岸線沿いにオシャレなカフェや写真映えスポットが並ぶ「北崎エリア」等、都市部を囲むように素晴らしい景色の見えるエリアが点在しており、どこもワーケーション時に是非訪れて欲しい場所です。

■横山裕一氏のインタビュー記事(外部サイト)

■福岡の景色

■この地域の紹介者は…

福岡市 経済文化観光局観光コンベンション部観光産業課 横山裕一係長

平成20年に福岡市役所入庁。係員時代に観光振興課にて国内観光プロモーション等を担当、その後、人事部、区役所保険年金課を経て現職。コロナ禍における宿泊事業者向けの事業継続支援や需要喚起策、観光案内所運営、観光防災等の業務を幅広く担当。ワーケーション推進事業を立ち上げから担当し、市内の様々なエリアに足を運ぶようになったことで、知らなかった福岡の良さを日々発見し感動する日々を過ごしている。