林 郁枝 氏

林 郁枝 氏(はやし・ふみえ/島根県)②地域の魅力を訴求できる者〜松江〜

島根県松江市在住、ワークアット株式会社 代表取締役社長、コワーキングスペースenun 運営責任者&コミュニティマネージャ。2017年まで15年間 日本マイクロソフト株式会社でスタートアップ・ソフトウェア開発支援やクラウドサービスセールス・ビジネス開発を担当。仕事中心の生活から、心と身体の健康が人生を楽しく生きる上で一番大切なことを実感しマインドフルネスヨガや瞑想・ワークショップ講師としても現在も活動中。2018年に東京から松江市に移住し地域おこし協力隊として産学官金連携の実証実験プロジェクトをプロデュース。2020年にワークアット株式会社を設立しワーケーション、ヘルスケア、街づくり、地域プロデュースやコンサルティング事業を展開中。2022年よりコワーキングスペースenunの運営事業にも携わる。

■活動実績

□[誰もが健やかで生き生きと働き自己成長できる社会へ]をビミッション&ビジョンとして、5人のメンバーで2020年にワークアットを設立。

・松江市を中心に自治体や地域・都市部の企業等と連携しながら、地域の魅力をブランド化しプロデュースするコンソーシアム設立にも携わる

・多様な働き方をサポートするワーケーションや特にコロナ禍におけるヘルスケアサービスの開発推進も実施、ワーケーションによる参加者を中心とした関係人口による地域課題解決プロジェクト※も実施している。(ワーケーション参加者:2年間25回以上、参加企業70社以上、人数150名以上)

・2022年9月※地域課題解決プロジェクトから生まれたワーキングスペースenunの立ち上げ~運営にも携わり、[つながる、ひろがる、はじまる。]をコンセプトに地域や世代を越えて、地域人材を育成しビジネスが生まれる場所として、松江を起点に島根県内のコワーキングスペースなどの連携推進を目指している。

■対象地域に対する思い

出雲市に生まれ、東京大阪のIT企業に約30年従事した後2018年に自治体や地域の方とのご縁があり松江市にJターン移住。地域の活動を通じて、Ruby聖地である松江市や県内の奥深い歴史文化に改めて魅了され、ブランド化や都市部との関係人口による新たな可能性を実感しています。ワーケーションやコワーキング運営を通じて、誰もがチャレンジできる地域や街・人づくりを目指します。

■これからの日本における暮らし方や働き方、こんな未来になると良いな、などの思い

地域(田舎)で育ち都会への憧れから都市部で働き人生の大半を過ごした後、地域移住をして思うこと。生まれ育った(移住した)地域に誇りや魅力を感じ地域や都市部の関係性と人流を創っていくことの大切さと楽しさを改めて実感。働き方が多様化し地域情報格差がなくなりつつある今だからこそ、地域の可能性やその繋がりの大切さを、若い世代から理解しチャレンジできる地域づくりが大切。グローバルやダイバーシティも同様。どんな環境でもいつからでも学びチャレンジできる地域・人が生まれてほしい。