地域の魅力をご紹介〜三重県伊賀市〜

画像提供元:ハーモニーフォレスト青山

名古屋・大阪からは近鉄線が通り、双方の都市圏からは車でのアクセスも良好。キャンプブームとともに、市内のキャンプ場への来場者も増えてきている伊賀市。文化の境目と言われるこの街は、どんな街なのでしょうか?

■2023年2月8〜10日 チームビルディング〜伊賀での共創で培う、新時代のプロジェクトチームワークとイノベーション〜

■あなたにとってのワーケーションとは?

人と社会の関係性におけるイノベーションのひとつだと思っています。 個人と社会(家族、地域、学校、会社、仲間など)が関わるうえで大きなウェイトを占めていたのが労働だと思います。その労働を時間や能力、作業、賃金など限られた定義による『適職』から、多様な関係性、拠点、人脈、才能などを活かせる『天職』へと昇華させる可能性を感じています。

■あなたのエリアの、他の地域に負けない魅力を教えてください。

伊賀市は一言でいうと『陸のガラパゴス』ということに尽きます。文化圏では関西、行政区では東海になりますが、そのどちらにも一体感がありません。例えば、テレビも関西、東海両方のローカル放送が受信できます。

しかしながら歴史は古く、縄文以前の旧石器時代からの暮らしがあり、忍者という勢力に屈しない独自の生き方を貫いてきた地です。バラエティ番組でいうと、日本のMC(表のまわし)は東京、大阪、京都などの都市が、そして伊賀は裏まわしをしてきた地だと言えるのではないでしょうか。そういう視点で伊賀を散策することで、衣食住にたくさんの発見をすることができます。

■ワーケーションに来るなら、行って欲しいあなたのエリアのホットスポット

もくもく手作りファーム、伊賀流忍者博物館

■上記で答えたイチオシのスポットの説明をお願いします。

家族連れ向けの農業公園兼農場。地元産の肉の加工、果物狩り、キノコ狩りを体験できる。本物の忍者屋敷の「からくり」を忍者の実演を交えて見学。忍者の歴史を知る本物の手裏剣や忍術資料の展示。手裏剣打ちの体験や忍具を使った忍術実演ショーも。

■このエリアのご紹介者は

西木 稔 さん

青山ハーモニー・フォレスト施設長。『人と人の調和 人と自然の調和 人と未来の調和』をコンセプトに、キャンプ場、芝生公園、パークゴルフ場を運営。『芝生でウエディング』『こどもキャンプ』『五感で感じる星空観察』など、これまでにない企画を手掛ける。12年間を印刷Web会社で営業とディレクションに携わったあと、夫婦でオーガニックカフェを経営。地域創生に関心を持ち、伊賀市種生を最初の拠点に選び、当施設の施設長を務める。オルタナティブスクールやソーシャルビジネスが、地方創生のための大きなコンテンツになると確信している。