新認定の公認ワーケーションコンシェルジュについて

一般社団法人日本ワーケーション協会(京都市)では、2023年度は「アフターコロナの未来へのワーク&ライフスタイルの共創」「グローバルに向けたワーケーション」をテーマに活動を行って参ります。この度、これに伴い2023年1月より進めて参りました、公認ワーケーションコンシェルジュを決定致しましたので発表致します。

〈ワーケーションコンシェルジュ制度とは?〉

ワーケーションコンシェルジュ制度は、ワーケーション普及ならびに、リモートワークやワーケーションを次世代のワーク&ライフスタイルに定着させることを目指す、一般社団法人日本ワーケーション協会が認定する制度です。2021年5月に開始し、これまで70名を認定しております。制度の詳細は下記をご覧ください。

今回の公認ワーケーションコンシェルジュ募集に関して、テーマを「一緒にこのライフスタイルを共創しませんか?」として参りました。各ジャンルにて募集を行い、当協会が想定する人数を大幅に超えて応募を頂いたことを大変嬉しく思います。

①ワーケーション実践者

このカテゴリーについては、重点ポイントを「ワーケーションやノマドライフが好きで、一緒に共創して拡げていきたいという方」に置き、実践歴(海外を含む)、ネットワーク、発信力、テーマ性、熱意、コンセプトに一致するか等を総合的に判断させて頂き、選考を行いました。認定者は以下となります。

【フリーランス・経営者/グローバル】

小池 弾 氏(こいけ・だん/神奈川県):グローバル

アメリカ・ニューヨーク/サンフランシスコベイエリアと東京に拠点を構えるサイバーセキュリティベンチャーCapy Japan Incの国内統括役員。ビジネス機会の探索、ライフスタイル充実を目的にワーケーションを実践。茅ヶ崎にコミュニティ型コワーキング&カフェバーを経営した後、店舗×マーダーミステリーという新しい地域活性化コンテンツをプロデュースする会社を共同創業しながら、第1期、第2期小田原ワーケーションサポーターとして西湘エリアのコミュニティ発展にも寄与している。

倉持 美紀 氏(くらもち・みき/東京都):グローバル・デジタルノマド

フリーランスのデザイナー / イラストレーター / グラフィックレコーダー。旅好きフリーランスコミュニティ@world運営 (合同会社アットワールド共同代表)。広告制作会社を経て2017年独立。海外放浪していた際に旅の魅力に気づき、それから旅と仕事を両立するワーケーション暮らしを国内外問わず実施している。2023年には運営コミュニティで1ヶ月海外ワーケーションへ。渡航国は35ヵ国。趣味はwifi強度計測と仕事のしやすいカフェ探し。

塚田 エレナ 氏(つかだ・えれな/静岡県):グローバル・デジタルノマド(②地域の魅力を訴求できる者〜伊豆下田〜(静岡県)と同時認定)

「自分に合った生き方・働き方」を求め、外資系広告・PR代理店を経て2019年に独立。ワーホリ×フリーランスのデジタルノマドとしてドイツ・ベルリンを拠点に活動。帰国後、静岡県下田市を訪れ地域コミュニティの温かさにふれたことをきっかけに「人×地域」を基軸とした”地域に溶けこみにいく旅”を開始。2020年12月に下田にてELENTO合同会社を設立、国内外に向けたPR事業を展開。

【フリーランス・経営者/ドメスティック】

花田 和奈 氏(はなだ・かずな/滋賀県):フリーランス・ワーカーコミュニティ

京都出身滋賀在住。代官山スタジオを経て数社でカメラマンを経験し2016年独立。現在も撮影の他講師業を行う。2017年にはセブ島留学の後アジアを中心に10カ国を巡り2019年THE COACHにてコーチング基礎コース修了後株式会社SHElikesライフコーチを務める。2021年には友人と旅好きフリーランスのためのコミュニティ「@ world」を設立し各地方とのコラボワーケーションやイベント企画を行っている。

高木 真紀 氏(たかぎ・まき/神奈川県):フリーランス・旅するアナウンサー

フリーアナウンサー(司会・ナレーション・パーソナリティ)。富山市出身で、とやまふるさと大使を務める。洗足音大卒業後、ライブイベント制作を経て、富士通関連会社で10年勤務。アナウンス技術を学びフリーアナウンサーへ転身。現在は「旅するアナウンサー」として地域共創・PR業務を受託するなど活動の幅を広げている。働き方・女性活躍への考え方など、リクルート・北日本新聞・マイナビ等の各種メディア取材も受ける。

【会社員ライフスタイル】

松浦 真弓 氏(まつうら・まゆみ/東京都):会社員ライフスタイル・地域共創

生まれも育ちも住まいも東京で、「いなか」がない。地域に憧れてアステリアのエバンジェリストになり、各地を訪れて地域創生の素晴らしさにハマる。その経験から社員向けワーケーションの企画・実施を担当。関わる皆を元気にする新しい働き方を提案している。ワインエキスパート、唎酒師の資格を持ち、土産物にも造詣が深い。点でなく、線や面で長く関われるワーケーションを公私ともに実践している。アステリア株式会社 社長付/地域共創エバンジェリスト、全国推奨観光土産品審査会 審査委員等。

木ノ下 真彩 氏(きのした・まあや/神奈川県・新潟県):会社員ライフスタイル・グローバル

神奈川県・湘南生まれ横浜育ち。学生時代米国とスペインに留学。在学中から海外一人旅を決行。新卒で外国人向けVIPハイヤーの運転手として入社。その後ブルームーン・マーケティング株式会社にて国内および日西間や日本と海外間のマーケティング・PR支援を行い、SNSマーケティングを主に担当。2020年コロナ禍でリモートワーカーにシフト。知り合いがいる各地でワーケーションを実施。2022年にスキーと日本酒という趣味もあり、新潟と神奈川の2拠点生活を開始。

今井 美香 氏(いまい・みか/東京都):会社員ライフスタイル・親子ワーケーション(③ワーケーション事業者〜保育園留学〜と同時認定)

2020年にフリーランスに転身後、国内外で旅をしながらライター活動を行う。長男が5歳の時に始めた日本一周ワーケーションを通じて、現地の人々とつながり、新たな仕事を創出する働き方に挑戦中。現在は自身の経験を活かし、株式会社キッチハイクで保育園留学®︎事業に携わる。人生のステージや環境に縛られない働き方を模索しながら発信。親子ワーケーションについてや親になってもやりたいことを諦めない、女性の生き方について講演も行う。現在は株式会社キッチハイク所属。

今後は、ワーケーションやノマドライフの発信を行っていくと合わせて、各々の活動に活かし、また各地域から求められる実践者の声としても活用頂き、このライフスタイルを更に共創していきます。

地域の魅力を訴求できる者

このカテゴリーについては、重点ポイントを「自分の地域が好きで、一緒に共創して地域の魅力を伝えたり、働き方・暮らし方を考えたり、拡げたりしていきたいという方」に置き、企画、地域コミュニティ、実績、愛着・拠点性、熱意、コンセプトに一致するか等を総合的に判断させて頂き、選考を行いました。認定者は以下となります。

なお、今回初認定の地域は、北海道渡島管内、秋田県、岩手県、栃木県、山梨県、三重県、奈良県、島根県の各地域となります。また、鳥取市と日向(宮崎県)は同地域での複数認定者地域となりました。

−1 北海道地方、東北地方

赤井 義大 氏(あかい・よしひろ/北海道):八雲(渡島管内)

NPO法人やくも元気村、株式会社木蓮、Discover Southern Hokkaido。北海道八雲町で中学を卒業後、高校大学を海外(ニュージーランドとカナダ)で過ごし、東京で2年間サラリーマンをした後、日本の田舎の魅力を世界に伝えたいと思い地元八雲町にUターン。元銭湯のゲストハウス(Yakumo Village)&カフェ旧小学校の廃校を活用したキャンプ場&コワーキングスペースなどの場作りと運営を始め、地域資源を観光商品として開発、販売したり、近隣地域を含めた広域連携の事業展開など、様々な角度から地域と外を繋ぐことで地方に活力を与える活動に従事する。2023年からは上記の拠点をベースに地域資源を活用した体験コンテンツを組み合わせたワーケーションの商品開発&販売にも取り組む。(例:フリーランス合宿「ハチフリ」

金子 晃輝 氏(かねこ・こうき/秋田県):にかほ

大学時代に地域活性化事業を通して㈱ミグロス(現:ヲンク)起業。㈱ジェイアール東日本企画の地域プロデューサーとして、秋田県にかほ市の廃校活用を担当し、ジェイアール東日本企画として初の地域資源活用を目的としたビジネスプランコンテストを企画運営。その他、山形県鶴岡市の映像コンテンツを活用したプロモーション事業やインバウンド事業の統括プロデューサーとして従事。2021年4月、秋田県にかほ市にて地域資源を活かした持続的なまちづくりを目的に一般社団法人ロンドを設立し、インキュベーション施設「わくばにかほ」を運営。交流・関係人口の拡大と新たな産業創出に向け、仕事も観光体験も捗る『HAGAIGUにかほワーケーション』の提供も開始。

岩村 和哉 氏(いわむら・かずや/宮城県):宮城県全域/八幡平(岩手県)

WACO CREATE代表。宮城県仙台市在住。東北を拠点に地域の魅力を動画で発信するビデオグラファー。地域のまちあるきガイドや、岩手県の八幡平市でワーケーションイベントの企画なども行い、東北地域のことや、そこで活動する方々の魅力を様々な形で発信している。WEBデザイナーのフリーランスである妻と一緒に、夫婦で東北各地をワーケーションしつつ、誰もが居心地の良い場所で働き、暮らす未来を想像している。2018年-2019年に仙台市HostelKIKOでコミュニティーマネージャーを歴任、2021年に宮城県内のHafHワーケーションのコーディネートなども担当。

−2 関東地方・山梨

義達 祐未 氏(よしたつ・ゆみ/栃木県・東京都):栃木県全域

YUM innovation合同会社 代表社員、栃木市官民連携まちづくり組織ウズマクリエイティブ コアメンバー、栃木県とちぎ未来大使。栃木市出身。高校卒業後、芸能界入り。NHKでの司会や、朝ドラ「花子とアン」出演をはじめ、ゲーム「FINAL FANTASY XV」ではヒロインのアクターであると同時にDLCの開発ディレクターも務めた。2017年都内で会社を設立し、地方創生の取組を強化。県主催イベントでの司会、企画ディレクション、まちづくり事業へ参画等、内外よりスパイラルに活躍する。またスモールビジネスを複数創出している経験から、スタートアップイベントの審査員や、女性の関係人口課題において大学でのゲスト講師なども務める。

木藤 利栄子 氏(きとう・りえこ/栃木県):日光

栃木県日光市出身。家族と日光で暮らし、住民目線で地域の人たちと関わり、同時に市役所や企業とも連携。日光の面白さを伝えるイベント等を企画、実施。日光では、同級生とモグローカルを立ち上げ、日光のディープな魅力を発信している。モグローカルとして今市エリアにシェアキッチン&コミュニティスペースを運営する。その他、mekke日光郷土センターのコワーキングスペースと連携し、ワーケーション利用の促進。ワーケーションモニターツアー企画実施など。

今野 浩紹 氏(こんの・ひろつぐ/茨城県):かすみがうら

山形県三川町生まれ。弘前大学大学院農学生命科学研究科修了。元農業高校教師。現在は、株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーの代表として、地域資源を巡るサイクリングプログラムの企画運営、地産地消レストラン「かすみキッチン」や地場産品を販売する「かすみマルシェ」の運営、ワーケーションの拠点でもある古民家ゲストハウス「江口屋」、地元のフルーツ等を使ったマイクロブルワリー「江口屋醸造所」の運営などを手掛け、かすみがうらの関係人口の創出に取り組んでいる。

大倉 曉 氏(おおくら・あきら/神奈川県):逗子

SWELL合同会社代表社員。広告会社やネットベンチャー、地方公務員、都市開発、メディア編集など様々な業界を経て独立。2020年、神奈川県逗子市でコワーキングスペースとゲストハウス、シェアキッチン、シェア農園を有する文化複合施設「AMIGO HOUSE」を立ち上げる。コミュケーション戦略とプロジェクトマネジメントを起点に、スタートアップから行政機関まで様々なプロジェクトに関わる。更には、移動式野外映画館プロジェクト「CINEMA CARAVAN」としても活動。自然とのつながりや、それぞれの文化の価値、人や場が持つ可能性を信じ、国内外の旅を続けている。人生を変えてくれた街・逗子の良さをもっと伝えたい、体験して欲しいと思い、活動を行っている。その他、逗子海岸映画祭ヒサヤオオドオリパーク(名古屋市)locus等。

玉利 裕重 氏(たまり・ひろしげ/山梨県):北杜八ヶ岳

外資IT企業(HP・レッドハット・Dropbox等)で30年勤務。コロナ禍での八ヶ岳南麓移住を経て合同会社TMRを起業。「新しい働き方。暮らし方」でハッピーになろう、を目的に、地方移住・ワーケーション支援を行う。八ヶ岳について「知る」・八ヶ岳暮らしを「体験する」・自分の夢/目標を「定める」の3つが事業領域。それらを発信するメディア「ヤツナビ」を運営。プロコーチ(日本スクールコーチ協会認定)として新しい働き方を目指す人の背中を押す活動も実施中。

−3 東海地方、北陸・信越地方、関西地方

塚田エレナ氏は伊豆下田(静岡県)にて認定、①ワーケーション実践者(グローバル・デジタルノマド)と同時認定のため、プロフィールは上記に記載しております。

中村 祥子 氏(なかむら・しょうこ/静岡県・東京都):伊豆市周辺

伊豆と東京の二拠点生活を現在実施中。日本マイクロソフト勤務時に、「いつでも、どこでも、誰とでも」つながる働き方を実施したことで、デジタルを活用すれば、オフィスに縛られることなく、自分が生産性高く働ける場所を実施する作業に応じて選ぶことができるというのを実感。その体験を活かして、地域の働き方変革、地域でのデジタル変革の支援を推進。2022年2月より伊豆の地域活性化を担うNPO法人サプライズのカスタマーサクセスアドバイザー、2022年7月より伊豆市CIO補佐官を担当。株式会社INDUSTRIAL-Xに所属。

飯田 圭 氏(いいだ・けい/愛知県):岡崎

山梨県笛吹市出身、青山学院大学総合文化政策学部を卒業しUターンで地元・山梨の地方銀行に勤務。同時期に「こうふのまちの芸術祭」参画、空き家を友人と改装し、イベントを多数実施。その後愛知県岡崎市に転職で移住。現在、岡崎市内で地域で豊かに働くことを考える場「Camping Office osoto Okazaki」の企画。元カメラ屋を改装した、6部屋個室の宿「Micro Hotel ANGLE」、宿の1階にあるカフェ「Park Side Cafe」を運営する。関心ごとは「間(あわい)」のバランス。現在は岡崎市の山間部に元郵便局を改装した宿を準備中。

芝山 隆史 氏(しばやま・たかし/三重県):津・美杉

三重県津市在住。1960年生まれ。娘2人、孫3人。大手通信会社に勤務しつつInakaTourism推進協議会副会長、里山ウエルネス・ラボ 代表をつとめるパラレルワーカー。元々海外勤務経験もある企業戦士だったが、2009年に体調を崩した経験から三重県の過疎地である「美杉町」との二地域居住をはじめ、津市森林セラピー基地で「里山歩き」のイベント等を企画し約13年間地域で健康創り活動を行い、民泊「慈雲庵」の開業にもつながった。元々キャリアカウンセラーでもあり「人」の「豊かな人生」の実現に関心があり、現在も三重大学大学院地域イノベーション学研究科に進学し、「地域」と「企業」と「個人」それぞれが活性化し社会が豊かになる三方よしモデルができないかと「企業向け人材育成事業開発型ワーケーションプログラム」や「越境学習×異業種交流」のコーディネートの仕方(「場」の生成と舵取り)等について実践しながら研究している。

⻄木 稔 氏(にしき・みのる/三重県):伊賀

三重県伊賀市在住、地縁法人種生区(青山ハーモニー・フォレスト)所属。12年間印刷Web会社にて営業とディレクションに従事する。2009年伊賀に移住して自然食品店で働きながら、有機農業推進協議会の宣伝担当として『伊賀オーガニックフェスタ』を企画運営、その後2012年に夫婦でオーガニックカフェを経営。地域創生に関心を持ち、2020年に伊賀市種生を最初の拠点に選び、青山ハーモニー・フォレストの施設長を務め、売上の向上を達成中。地域創生の柱の一つとして教育に注目。オルタナティブスクールやソーシャルビジネスが、地方創生のための大きなコンテンツになると確信している。

伊藤 渉 氏(いとう・わたる/新潟県):佐渡

佐渡島生まれ、高校卒業後東京亀戸のすし屋にて3年修行、2003年実家の飲食店の事業拡大に伴い佐渡島へUターン、2009年から仕入れ、シフト管理等を担当。2018年に築70年の古旅館をリノベしゲストハウス開業、2020年に蔵をリノベしフィンランド式サウナ、コワーキングスペースをゲストハウス内に設置し、宿泊×サウナ×workの受け入れ体制を整え、ワーケーション受入促進を行う、2022年には「トキと酒」佐渡島から新たな食、文化を発信するイベントを共同開催するなどし、佐渡島の魅力の発信をしています。

⻑瀬 啓二 氏(ながせ・けいじ/京都府):京丹後

京都府京丹後市出身、一般社団法人Tangonian代表理事。中学校英語教員、福祉団体 、鉄道会社、DMO勤務を経て(一社)Tangonianを設立。「暮らしと旅の交差点」をコンセプトに海の京都エリアを中心にコミュニティツーリズムに携わっている。2021年9月より京丹後市自然あふれるビジネスモデル事業を受託し、丹後リビングラボ(共同事業体)として、地域内事業者や関連団体・行政等と協働し、テレワーク・ワーケーションプログラム、企業研修の受入促進を行っている。

狩野 良太 氏(かのう・りょうた/奈良県・大阪府):東吉野(奈良県)

株式会社Rebe代表取締役 1984年奈良県出身大阪府在住。理学療法士として医療機関や介護施設で従事。2020年母方の実家がある東吉野村へ帰った際にふと「将来は地元奈良のために仕事がしたい」との学生時代の想いが湧き上がり、週末を活用し古民家のDIY開始。2021年クラウドファンディングにて約200万円の資金調達を成功。2022年4月独立し大阪と東吉野村の2拠点居住開始。同年8月Rebe東吉野(ゲストハウス、コワーキング)開設。「誰もがありのままでいられる社会を創る」がミッション。村民をゲストに暮らしを知るトークイベント「ひよしる会」を5回開催、西は長崎県、東は東京都まで各地域からの参加者も集める。2023年2月より地域内事業者や関連団体と協働し、法人向けワーケーションプログラム、企業研修の推進を図っている。

−4 中国・四国地方、九州地方、沖縄地方

作田 晴香 氏(さくだ・はるか/鳥取県):鳥取市

石川県生まれ。大学卒業後、理学療法士として7年医療機関や行政の介護領域で勤務。その後、地域の身近な存在として「健康」を支援する活動をしたいと考え、当時、縁もゆかりもなかった鳥取県にIターン。学生からシニアまで、やってみたいことに挑戦しながら社会的役割を持つことが「健康」につながると考え、地方でも挑戦できる仕組みづくりをSAND BOX TOTTORIで構築。また、地域活性への取り組みとして鳥取県でのスポーツチームの運営、ワーケーション推進事業、ドローン事業にも従事。株式会社skyer所属。

林 郁枝 氏(はやし・ふみえ/島根県):松江

島根県松江市在住、ワークアット株式会社 代表取締役社長、コワーキングスペースenun 運営責任者&コミュニティマネージャ。2017年まで15年間 日本マイクロソフト株式会社でスタートアップ・ソフトウェア開発支援やクラウドサービスセールス・ビジネス開発を担当。仕事中心の生活から、心と身体の健康が人生を楽しく生きる上で一番大切なことを実感しマインドフルネスヨガや瞑想・ワークショップ講師としても現在も活動中。2018年に東京から松江市に移住し地域おこし協力隊として産学官金連携の実証実験プロジェクトをプロデュース。2020年にワークアット株式会社を設立しワーケーション、ヘルスケア、街づくり、地域プロデュースやコンサルティング事業を展開中。2022年よりコワーキングスペースenunの運営事業にも携わる。

後藤 峻 氏(ごとう・たかし/広島県):尾道

シェアオフィス『ONOMICHI SHARE』コンシェルジュ兼事業担当責任者。大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業後、2016年に京都から移住。移住者として、地域のシェアオフィスが担うべき役割を意識した運営を行い尾道内外の人をつなげる。移住相談、担い手育成事業「尾道市若者チャレンジ講座」、尾道で働く人をつなげるライブ配信『オノミチシェアチャンネル』などの企画運営も行う。キャリアコンサルタントの資格も持つ。

武市 栞奈 氏(たけいち・かんな/愛媛県):松山を中心とする愛媛県全域

まどんなクリエイト代表。愛媛県松山市出身。関西の大学を卒業後、地元愛媛県の地方銀行にUターン就職し、法人営業としてコンサルティング業に従事。2021年に独立創業し、”社長さんの「こまった」を「助かった」に変える”をコンセプトに、中小企業向けに経営・財務・IT関連支援を行うほか、個人向けに起業・創業支援も行う。また、愛媛県松山市のコワーキングスペース「マツヤマンスペース」のコミュニティマネジャーや、愛媛コワーキングコミュニティの企画・運営等も進め、地域課題解決のサポートを行う。

松木 紳一郎 氏(まつき・しんいちろう/宮崎県):日向

山のビストロKamosのオーナーシェフで、地域活動団体「東郷里山保全会」の代表を務める。茨城県などの飲食店で13年間の修行の後、およそ3年前に帰郷し、祖父の家を改装してKamosをオープン。東郷里山保全会の代表として、日向市ワーケーションとの連携により、所有する飲食店の周辺敷地を活用し、放置竹林の伐採や竹細工製作などの体験プログラムの受け入れや、地元住民を集めての交流BBQを開催。

ワーケーション事業者

このカテゴリーについては、重点ポイントを「ワーケーションやそれに付随する関連、密接な関係の事業において、優れた実績を有し、アドバイスが可能な人物」に置き、テーマ性、事業実績、展開エリア、他者評価、熱意、コンセプトに一致するか等を総合的に判断させて頂き、選考を行いました。認定者は以下となります。

今井 美香 氏は保育園留学®︎にて認定、①ワーケーション実践者(会社員ライフスタイル・親子ワーケーション)と同時認定のため、プロフィールは上記に記載しております。

篠原 智美 氏(しのはら・ともみ/長野県):地域の多様な働き方

群馬県出身。フリーランサーをつなぐIT企業「ランサーズ」事業企画。国家資格キャリアコンサルタント。「誰もが自分らしいライフキャリアを描ける」社会を目指し、鹿児島県奄美市を始め全国38自治体・金融機関と連携し、地元住民や移住者、関係人口、ワーケーションワーカーが繋がるお仕事コミュニティ、マッチングプラットフォーム「CON-NECT」を構築。夫の転勤を機に長野に移住し、長野の女性のネットワーク「Biotope」を立ち上げ、パラレルキャリア・親子ワーケーションを実践中。地元群馬のNPO法人キッズバレイ理事、株式会社Anywhere地域共創マネジャーを務め、自治体と連携したワーケーションや多様な働き方に関する事業企画、地域共創プロジェクトの立ち上げ伴走を行う。

⻫藤 晴久 氏(さいとう・はるひさ/東京都・山梨県):人でつなぐ、コワーキングプラットフォーム

SCSKにてファッション業界向けERP・SCM導入コンサルティングに従事、その間米国留学。アマゾンジャパンにて、Amazon出品サービス事業の日本市場立ち上げに参画。スペースマーケットにて、創業期における事業全般を担当。リノベるにてスマートホームや新規事業を担当。約20年にわたりプラットフォームビジネスに従事。世界中の誰もがどこでも豊かに働き生きられる社会を目指し、2020年1月株式会社AnyWhere 創業、全国750ヶ所を”人”でつなぐ、コワーキングスペースプラットフォーム「TeamPlace」の運営。また2020年9月PerkUP株式会社創業、法人の合宿・研修を一括手配「co-workation.com」の運営を行う。

山本 清人 氏(やまもと・きよひと/東京都・大阪府):働く場所問題を解決するワークスペースプラットフォーム

ITベンチャーのインターネット事業、新興系の通信会社などベンチャー企業での経験を経て、2003年NTTコミュニケーションズ株式会社入社後、大手法人営業に従事。2018年より社内新規事業支援プログラムの制度設計、チーム支援など事務局運営をしながら、自らも原体験を基に事業開発に取り組み、リモートワークや在宅勤務の働く場所問題を解決するワークスペース提供アプリ「droppin®︎」を2021年10月に事業化。現在は日本の働き方をもっとフレキシブルにすべく、droppin®︎の事業推進リーダーとして推進中。横浜と大阪で二拠点生活中。